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孟徳流 オフショア投資・海外不動産投資 奮闘記 ~打倒、年金不安・老後地獄~
孟徳流 HSBC香港で口座開設⇒フレンズプロビデントへ加入⇒そして海外投資奮闘記

外貨預金


 この預金商品は、元本割れのリスクがある資産運用です。これは日本円ではなく、ドルやユーロといった外国通貨を用いて預金をおこなう口座のことです。外貨預金は、ペイオフ制度の対象外であるため、金融機関が破綻した場合の保障が一切ありません。さらに最大のリスクとして、為替の変動リスクが関係してくる点です。通貨の価値が変化するために思わぬ損益が出ることもあります。


 しかし、この預金商品の利点は、外貨預金の方が円預金よりも金利が高いという点です。さらにリスクでもある為替の変動により、預金残高が増える可能性が考えられる点です。


 ■ 外貨預金の金利について


 新興国を中心とした世界各国の経済状況が、日本ほど深刻な状況にないこと高い金利の秘密です。日本経済はバブル経済の崩壊と共に、長期的な不景気に見舞われています。そのため、国内のお金の循環を良くする方法として、低金利政策を進めているのです。金利を下げることで、企業や個人が資金を借りやすい状況をつくり出しています。そのため銀行の貸付金利も下がり、それと連動して預金金利も低くなっています。


 国家は、自国内にて流通している通貨量を調整する必要があります。通貨の量が増えすぎると、そのお金でモノを購入したりと、消費活動が盛んになります。それが行き過ぎるとインフレーション(インフレ)を招きます。逆に通貨量が不足すると、消費活動が制限され、デフレーション(デフレ)になります。


 そのため各国の中央銀行は、政策金利をある水準に保つ、もしくは上げ下げをおこない国内経済を調整します。日本の場合、その水準が極端に低いというわけです。ちなみに中央銀行とは、通貨を発行している政府の銀行のことです。日本で言えば、日本銀行がそれに当たります。


 一方で自国内の経済において、日本ほどの問題を抱えていない他の先進国では、政策金利を水準どおりに保っています。また経済成長の著しい発展途上国では、人々の消費活動が増す傾向にあります。そのため、インフレがおこるのを恐れて、政策金利を上昇させています。


 それにより、企業や個人はお金を借りにくくなり、不要な借り入れを押さえることができます。さらに銀行の預金金利も上がるため、消費に向いていたお金の一部が貯蓄にまわされるようになります。そういった理由から、日本より預金金利が高くなっています。


 ■ 為替の変動による預金額の増加について


 2011年3月現在の日本では、ドルに対して1ドル/82円という円高の状態が続いています。これは円の価値が、ドルの価値に対して上回っているという状態です。1ドル札と82円の価値が等しいということを指します。


 しかし、財政破綻すらささやかれる日本の通貨には、将来的にどれほどの価値があるというのでしょうか。国内経済において20年間もデフレ不況から脱却できずにいる国です。この先、急激に円の価値が下がってしまうことだって考えられるはずです。もしそうなった場合、為替変動により外貨預金の預金額が増える可能性があります。


          日本円の対米ドル為替レートの例

 例えば、円安が進み、1ドル/120円をつけたとします。以前の円高の状態なら、1ドルの製品を82円で手にできました。しかし、今回の円安では、1ドル札と120円の価値が等しい状態です。お気づきでしょうか。つまり、1ドルの製品を手にするには、今度は120円も用意する必要があるのです。「 120円 - 82円 ≒ 40円 」となります。結果、円高時よりも1ドルの価値が約40円も上昇しています。


 ■ ドル建ての外貨預金について


 円高(1ドル/82円)のときに、ドル建ての外貨預金をおこなっていたとします。円安(1ドル/120円)傾向にともない預金口座内には、どのような変化が起こるのでしょうか?


 例として、円高時に100万円分のドル建て外貨預金をおこなったとします。なお、手数料に関しては一切考えないで計算します。外貨預金額は「 100万円 ÷ 82円 = 12,195ドル ≒ 12,000ドル 」となります。口座残高は、約12,000ドルです。


 世間で円安が進行すると、上記の口座内で1ドルごとに約40円の価値の上昇が起こります。つまり、「 12,000ドル × 約40円 ≒ 45万円の価値の上昇 」です。為替の変動だけで、約45万円の利益が出るのです。まとめると下の表のようになります。


          為替変動による外貨預金口座残高の変化の例


 ■ 資産運用としての外貨預金


 このため、” ドル建て ”や” ユーロ建て ”の他にも” 香港ドル ”や” オーストラリアドル ”など。高金利の通貨では” ブラジルレアル ”” 南アフリカランド ”など様々な外貨で預金をされる人々が増えています。円高状態にある今こそチャンスだと見ているのでしょうか。為替リスクをとるだけで、他の預金商品にはない高利回りな資産運用がおこなえます。ただし、高金利な発展途上国の通貨の選択は、インフレにより通貨価値が下がる場合もあります。その点には注意が必要です。



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