無料会員特典
会員登録済の方は下記よりログインしてください
アカウント


パスワード


孟徳流 オフショア投資・海外不動産投資 奮闘記 ~打倒、年金不安・老後地獄~
孟徳流 HSBC香港で口座開設⇒フレンズプロビデントへ加入⇒そして海外投資奮闘記
HOME>  国内投資ナビ>  日本の財政> プライマリーバランス

プライマリーバランス


 基礎的財政収支とも呼ばれるものです。これは国の財政状況における健全性を示す指標です。簡単にいえば、その国の収入と支出のバランスが良いのか/悪いのかをこれを見て判断します。


 ■ 歳入と一般歳出の比較について


 プライマリーバランスは、国の収入である" 歳入 "と国の本来の支出である" 一般歳出 "とのバランスでみます。歳入とは、国民や企業より徴収した税金国債(借金)から構成されています。ここでは、国債などの借りたお金を含まない純粋な国の収入で比べます。つまり主に" 税収 "のことを指しています。


 一般歳出の方は、国の支出のうち借金返済部分を除いた残りの金額のことです。つまり、満期を迎えた国債の元金の部分利息の部分を” 除いた後の支出 ”のことを指します。この数字こそ、本来の" 一般的な国家の活動にかかる費用 "を示しています。


1、歳入(税収)の方が多い場合: プライマリーバランスが黒字


              プライマリーバランスにおいて歳入が多い場合

 国家の財政は” 黒字 ”となります。つまり、財政状況は” 良い ”という判断ができます。新たに国債を発行すれば、それを過去の借金の返済に当てることができます。


2、一般歳出の方が多い場合: プライマリーバランスが赤字


              プライマリーバランスにおいて一般歳出が多い場合

 国家の財政は” 赤字 ”となります。つまり、財政状況は” 悪い ”という判断ができます。新たに国債を発行すれば、それは収入の不足分に使用されます。そのため、過去の借金が一向に返済できず借金の増大を招く傾向にあります。


 ■ 日本のプライマリーバランスについて


 現在、日本のプライマリーバランスは大幅な赤字です。不況による消費の低迷や円高の影響もあり、税収が大きく減りました。そこでの不足金額については、新たに発行した赤字国債など借金をすることで補っています。こんな状況であっても、日本政府は何とか平成32年度までにプライマリーバランスを黒字化するという目標を掲げています。


 しかし、平成23年度の試算においては厳しい結果が出ています。それによると現在のまま平成32年を迎えた場合、日本のプライマリーバランス約23兆2千億円の赤字となる見込みです。しかも、この数字は平成22年6月におこなった前回の試算時より、約1兆5千億円も赤字が増えている計算となります。このため黒字化の目標を達成するために、歳出を減らすか/歳入を増やすかで検討が行われています。


 ■ プライマリーバランス黒字化の策について


 大方の予想では、税制改革が行われるであろうと推測されています。それは、消費税の増税を含むものとなるでしょう。試算によると、だいたい約23兆円の資金を生むための消費税率としては、現在の5%よりも9~10%の引き上げが必要となります。もしそうなれば、我々の生活が大きな打撃にさらされることは明らかです。


 また、相続税の控除削減/税率の引き上げや、個人収入においても控除枠の削減/控除額の減額が検討されています。このままでは、手元に残るお金は減るのに、生活にかかるお金は増えてしまうという事態が予想されます。日本の財政を健全化にするためだとはいえ、国民はかなりの負担を強いられることになります。逆に国民への負担の増大なしに、財政を立て直すことは難しい状況といえます。


⇒ 日本の税収へ




Back to top